初心者が確定申告できるまで vol.3 e-Tax準備(「ID・パスワード方式」のID・パスワード取得)

いまだにマイナンバーカードを持ってないサラリーマンが寄付金控除と医療費控除で、PCで初めての確定申告申請できるかチャレンジ企画。

2週間なにもうごけず、、
出勤地、客先近くの税務署なら行けるけど居住地近くの税務署はいけない、、、、、と思ってたところ、
この3連休で(確定申告締め切り前だから?)たまたま1日だけ開庁するとのことで、
雨の中税務署まで行ってきた。
目的はe-Tax登録につかう「ID・パスワードの取得」。
マイナンバーカードがない人向けに暫定対応として用意されてる手法とのこと。
https://www.e-tax.nta.go.jp/kojin/idpw.htm

マイナンバーカード持ってるひとはなんかそれ用のサイトで、カードリーダー使ったりなんだろでできるらしい。
持ってない人の選択肢は紙(郵送、持ち込み)、またはこのID・パスワード方式での提出。
家にプリンタがない人はコンビニでも印刷できるようだけど、
さすがに紙はいろいろめんどくさいので最後の手段にしたい。

とはいえサイトには「日曜日は混雑するので整理券を配布してます」との記載。
整理券はLINEと当日現地の2種類で配布されている。
詳細は各居住地近くの税務署で検索すると出てくるハズ。
LINEの場合はこちらから国税庁を友達登録。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/kakushin-sonota/kakushin-kaijou.htm
友達登録してトークから「相談を申し込む」で手続き開始。
(整理券配布のとこにバシッと飛んでくれない)
案内文ボロボロでてきて「相談申込の手続きを開始します。よろしいですか?」で「申し込む」を選択。
相談は一人1枠とのこと。
つぎに都道府県を選択。
選択肢の中から近所の税務署を選択。
税目(相談の種類的な?)を選択。所得税(所得税、贈与税)を選んだけどこのへんがよくわからない。
次に申し込む日程選択でカレンダーが出てきた。
が、行きたい当日が選べない。
選べる日程探すと3月4~6日のみ。
これじゃぁ意味がないのでLINEは諦めた。

当日現地での整理券配布状況はこっちから確認できた。
https://www.nta.go.jp/about/organization/tokyo/seiriken.htm
こっちだとまだ行けそうだったので、行ってみることに。

てことで初、税務署。
通常は平日AM8:30~PM16:00まで。絶対行けない時間帯。
日曜開庁に感謝。。
雨の中最寄駅から約10分歩くとちょいちょい同じ目的の人がいて大きく迷わずたどり着けた。
確定申告期間の税務署ってえげつない行列をイメージしてたけど、建物の外には案内の人しかおらず
イケるか?と思ったら玄関時点で並んでた。

「整理券持ってるかどうか」で一次振り分け。持ってないほうの受付に通される。
待ち人数1人。すっかすか。
隣には整理券持ってる人がたくさん並んでる。これが全体の95%か?くらい。
整理券もらったらどっかで時間つぶしてこの列に並ぶのか、、と近くにあったファミレスを回想してたら
横から案内のお姉さんが登場、
「LINE予約してますか??」と

してないことを伝えるとそのまま受付で並ぶよう指示を受ける。
前のおばあちゃんが終わり、受付(待ち時間1分弱)。
整理券のことを伝えようとする前に「ID・パスワードの発行のみ」っとでかでか書かれた紙が目に入り、
これをやりたいと伝えると、その紙を渡され2階に行ってくださいと。

整理券もなく大量の行列を通り抜けて2階に通される。
2階にも提出か相談と思われる行列。
2階上がってすぐのとこにいた案内のお姉さんに紙を見せると、ID・パスワード発行のみの人用列に案内される。

床に案内の矢印とかが貼ってあってID・パスワード発行専用の列に向かう。
先頭と思われる場所で待ってると十数秒で次の案内のお姉さんがバインダーを持って登場、
1階で渡された紙の下の部分(氏名、住所をかく欄がある)を書いてくれと。
名前、住所を書き終えると会場の一角に通される。
選挙の記名台みたいな一人ひとりに間仕切りされたスペースにノートPCが設置されてるエリア。
エリア的に8台くらいか、、?数人が同じ目的ぽい感じでパソコンパチパチしてる。

PCの前に案内されるとe-Taxの専用ページぽい画面が待ち構えてる。
「必須項目だけで良いです」ってことで、必須項目だけ登録してく。
ページ数で4ページ分くらい。
氏名、住所、生年月日、職業、くらいが必須。
任意で性別とかメールアドレスとか。
個別で振られるID?は初期表示されてて「そこは何もいじらなくて良いです」と。
そんなこんなで5分弱くらいで登録完了。
完了ページの内容を案内のお姉さんが印刷してきてくれて、手続き完了。

このIDとパスワードがあれば家で申請できるはず。。
疲れたので登録はまた来週、、、、

果たして間に合うのか。
間に合わないとどうなるのか??

初心者が確定申告できるまで vol.2 医療費データ整理

いまだにマイナンバーカードを持ってないサラリーマンが寄付金控除と医療費控除で、PCで初めての確定申告申請できるかチャレンジ企画。

医療費控除するには1年間の医療費の領収書データを登録?する必要がある。
ここで同僚から、「保険証使った医療費に関しては保険証を発行してる組合からデータでダウンロードできる」との情報が。

保険証発行組合によって違うかもだけど自分が所属してる会社が加入してる組合は個人用のポータルみたいなのがあって、保険証使った履歴がデータで落とせるらしい。
保険証適用外の受診もあるからどうするんかわからんけどとりあえず見てみると
ポータルつかうにはID・パスワードが必要そう。
そんなもの持ってない

新規登録方法見て空メール送る。
メール届いてURLからログインページに移動。
ここで仮ログインIDとパスワード入れなさいって出てくるけど、メールにはそんなもの書いてない。
さんざんぱら探した結果再発行申請で住所登録するとこがあり、その住所宛に仮ログインIDとパスワードが記載されてるものが郵送されてきた。
ここまでで3日くらい。

組合から届いた仮ログインID・パスワードで本登録。
2023年の医療費一覧が表示される。
ダウンロードするとその一覧がxmlファイルで落とせた。これを確定申告コーナーでアップロードすれば良いらしい。?

したらこれ以外の、保険証適用外の医療費と薬代と交通費を準備すれば良いのか???
てことでわからないまま「確定申告」で検索した国税庁ページの確定申告資料作成コーナーに移動
https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top#bsctrl
このページの「集計用ファイルのダウンロード」ってとこの「医療費集計フォーム」からExcelファイルをダウンロード。
これに領収書の情報を入れてけば良いのか。??

つづく

初心者が確定申告できるまで vol.1 最初の検索

いまだにマイナンバーカードを持ってないサラリーマンが寄付金控除と医療費控除で、PCで初めての確定申告申請できるかチャレンジ企画。

これまで十年ちょっと、ただのサラリーマンとして確定申告と無縁の生活。
2023年、虫歯治療で銀歯からセラミックを選択したことで医療費控除できるなと意識。
ふるさと納税で宮崎県高鍋町、福岡県八女市、山形県川西町、兵庫県南あわじ市に寄付。
ふるさと納税はワンストップ申請でイケるっしょと思ってたら医療費控除と組み合わせたら確定申告がいると判明。

サクッといろいろ検索したけど自分には余計な情報(マイナンバーカードある人向け)とかが多くてまーわかりづらい。
ので備忘録として確定申告するまでの過程を残してみようかとダラダラ書いてみる。

前提条件 (自分が今回確定申告したいパターン)
医療費控除10万以上、ふるさと納税4か所の合わせ技。
マイナンバーカードなし。
必要書類が何かさっぱりわからん状態。
スマホかPCで準備進めたい。
給与支払い元1か所。

用意してるもの
・1年分の医療費(病院の領収書。薬局の領収書。歯医者の領収書。)
・ふるさと納税の受領書

申請期限(2024年3月15日金曜日)までに完了できるか?

検索1 国税庁のページ(https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/index.htm
「確定申告」で検索。
「医療費控除を受ける方へ」と「ふるさと納税をされた方へ」のどっちも該当するときどうすんの、がわからない。

とりあえず「医療費控除を受ける方へ」のページに移動。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/keisubetsu/iryou-koujo.htm

支払った医療費 - 補填される医療費 = 10万以上だったら控除対象 のはず。
今回は生命保険とかからの補填がないので、2023年の医療費全額から10万円引いた残りが対象になるはず?
支払った医療費は、病院の受信料、薬代、病院までの交通費も対象で保険適用は関係なし!

「医療費の領収書が多い場合は、医療費集計フォームで入力すると便利です。」つってExcelがダウンロードできるようになってる。
がスマホ申請するのにこれが必要かどうかわからないのでいったん放置。

つぎに「ふるさと納税をされた方へ」のページに移動。
いろいろ書いてるけどマイナポータルうにゃうにゃとかで、自分には関係ない情報。
ここでは解決しない。

つぎに「申告の流れ、申告が必要な方など」に移動してみる。
2択でインボイスかどうか選ばされる。「申告の流れ、申告が必要な方」を選択。

「申告書作成・提出の流れはこちら」で申告の流れの確認。
③の「税務署から交付されたID・パスワードをお持ちの方」でいきたい。
全部該当してないけど、印刷・郵送でやりたくない。

③のとこにあるリンクから移動。
https://www.e-tax.nta.go.jp/kojin/idpw.htm
ID、パスワードってのを税務署で発行してもらう必要があるらしい。
「お近くの税務署に」っていうのが必須なのかわからん。
平日9時ー16時半しか開いてない。自宅近くの税務署に平日行くには有給休暇対応が必要になる。
客先外出のときに近所の税務署に行くほうが行きやすい、、、

とりあえず全部見る前にいろいろリンクに飛ぶくて迷子になる

最初の国税庁ページからチャットボットで相談できるページもあり使ってみるも、
選択肢から選んでいくと紐づく情報を返してくるタイプで、
今回の条件のときにどうしたら良いかまでたどり着けず。
自分には合わない。
https://www.chat.nta.go.jp/tax-return/app

また最初のページから、「確定申告書を作成する」のページに移動。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/kakushin-sakusei/
このへんでちょっとめんどくさくなってきた・・・
とりあえずここでデータ入力開始して途中でも保存すれば良いんか??

つぎはまずここからか
つづく

自分が何者かであるということの証明、紹介について

何者かになるということ。明文化しづらいけど自分が欲しているもののひとつ。「稼ぐ力」と言い換えるとわかりやすい。でも多分稼ぐ力とイコールではない。自分という人間を評価してもらって生きていくことのできる状態、必要とされる状態といえば良いのか。それが金につながるのがより個人で生きやすいのかもしれない。

大学、大学院時代は、美術×まちづくりの研究で地域の方に自分を説明するために、初めて名刺をつくった。「○○大学□□学部△△学科(○年) 氏名 連絡先」で通じた当時の名刺は、学年が変わると、卒業・修了すると、紙になってしまう。

就職してからは、会社の名刺が渡された。会社の所属と会社の連絡先が書いてある名刺。SE時代は新しいお客さんに渡すとき、あとは業後のセミナーとかでしか使う機会がなかった。所属も立場もペーペーだった当時は特に何の気兼ねもなく、自分はこの会社の社員であるという「何者か」を証明すべく当然のように名刺交換をしていた。

SEから異動して、事業開発分門になったときは、今の会社で一番たくさん名刺交換をした。いろいろな地域に行って現地の方と会話したり、セミナーに出たり、いろんな場所で、この会社の人間でこういう仕事をしているという「何者か」を、名刺交換を求められるままに配りまくっていた。

そこからさらに経営企画という部門に異動になり、事情が変わった。「経営企画という立場での名刺交換は、この会社やこの会社の意思を持った人間としての動きとみられるから、むやみに名刺交換をすべきでない」と言われた。業後のセミナーとかはなおさら、と。

意味が分からなかった。今までと何が違うのか。経営企画という立場がそんなに特殊なのか。これまで受けていたセミナーで交換していた名刺交換の意味はなんだったんだろう。過去の名刺交換も含めて、そこまで考慮すべきだったのか。

決して、会社の名誉を傷つけるような行いとか言動をするようなことはしていない。会社の立場、評価が下がるようなことを自ら望んでやるような人はそうそういないと思うし。

それを上司に言われてから、それまでのセミナーとか外部との関わりも改めて考えるようになった。それまでは深く考えることなく、自分はこの会社の人間であるということを名刺で証明し、「自分が何者か」を説明してきた。でも会社の名刺に頼らずに自分を紹介する、自分を証明するとしたら、自分は何者なのか。

職務経歴でみてもSE5年、新規事業開発3年、経営企画1年、役職もない一般社員。紹介にならない。それもあって、これまで勉強していたSDGsのゲームに関するファシリテーターの資格?を取り出した。「何者か」が、会社の肩書きが消えた時点で説明できるものがないのは、会社に依存するしかなくなる。

今、会社の所属によらずに説明できることは、「2030カードゲーム公認ファシリテーター」であり、「SDGs de 地方創生カードゲーム公認ファシリテーター」であり、「SDGsボードゲーム公認ファシリテーター」であり、「SDGsアウトサイドインカードゲーム公認ファシリテーター」であり、「SDGs検定」に合格している人間である。NPOつくるなり起業なりして会社以外の所属をつくるっていうのも手なんだろうけど、、

でも「自分が何者か」っていうのが、どっかの組織に所属していることで説明するっていうのもなんか違和感がある。ラインとか交換する時点では、お互いが何者かを意識することはない。ビジネスライクな状況というか、名刺交換をするときに発生する「何者かの証明」、たとえば不労所得で生きてるフリーターとか、生活保護で生きてるニートとか、どう表現するんか。。

そもそも自分が何者であるかの証明ってのは誰に対する証明が求められているのか、名刺でそれが果たせるのか、名刺の役割りってなんなのか。。。迷走。

つづく。

言葉の定義

言葉の定義は、ときには会話の前提でやっておかないとエライ目に合うこともある。

たとえば、「普通」。「普通だったらこうでしょ」「普通やるでしょ」日本人が大好きでよく言う言葉だと思う。でもこの「普通」は、個人の生きてきた人生観・価値観で大いに変わる。ジェネレーションギャップとかカルチャーショックと一緒、時代や土地によってぜんぜん異なる。その差は「普通」ではなく「文化」。「普通、(だから自分の考えは正しい)」とか「普通(はこうだから、お前が言ってることはおかしい」っていう会話は、まず前提を整理してからでないと、同じ言葉を使って違う会話をしててぜんぜん噛み合わない、てことが大いにありうる。

割と大手の新卒採用選考で一次選考でありがちなグループワークでは、書記役は通過の鉄板だってコツを聞いてよく買って出てたのを思い出す。初対面で会う学生同士、「進行≒リーダー≒発表者」「書記」「その他」が大きく分かれる役割。積極性評価という点ではリーダーが評価高そうだし、実際多少の加点はあると思う。書記は、メンバーの話をまとめながら書くことで、発表者に発表内容を誘導できる、実質裏リーダーというかそのグループワークを仕切ることができる。整理しながら書くのもコツがいるけど、そのひとつが言葉の定義。メンバーのバラバラな意識を、定義によって絞り込むことで凝縮したディスカッションをすることができる。

就職後の業務の中で言葉の定義を合わせる作業・機会がないなと感じる。そのために、同じプロジェクトをしていても噛み合わなくてうまくいかないこともある気がする。うまくいかないことの要因は一つとは限らず、それぞれが独立しているということも滅多にないから言葉の定義の問題だけとは言えないけども。ただ、職場では結構ないがしろにされる工程な気もする。「この部署はこれが普通だ」と言われ、議論の前に教えられる。作業ベースの新人なら理解するだけかもしれないけど、考えて決めることが仕事になってくると、少なからず業務に支障をきたすようになると思う。どうにかならんもんか。

「大きい」「小さい」の感覚の違い、「早い」「遅い」の感覚の違い、「ちょっと」の量、「普通」「一般的には」の定義、「豊かさ」「幸せ」の定義、「まち」の定義、「地域」と「地方」の違い、「みんな」の定義、「男」と「女」の境目。

学習指導要領にわざわざ解説本があるように、解釈・定義を説明する行為は必要だと思う。SDGsが書いてある「持続可能な開発のための2030アジェンダ」もそう。劇的な文章だけど、難しい表現も多い。日本語訳の代表的なものもあるけど、部分部分はふさわしくない表現もあるように思う。「女性および女児の「エンパワーメント」が「能力強化」とか。

定義をディスカッションするだけでも時間がかかる。でも時間かけずに分かり合うっていうのも結構無理がある話。

間違っちゃいけないのは、「平等」と「公平」は違うし、それは「普通」でもないこと。

仕事の中でも「定義」は大事にしたい。

言葉の定義が合わない、話がかみ合わなくてモヤモヤする、人間関係に困っているならコレ。漫画で読みやすい。共感できること多数。

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